第20回山本周五郎賞受賞、第137回直木賞候補、2007年本屋大賞第2位の「夜は短し歩けよ乙女」。書店で中村佑介のイラストが目を引き、いつか読むかもしれないと思っていた本を読んでみました。ネット上のブックオフで200円で買い、文庫本を買ったつもりでいたが、届いたら単行本だった。
京都が舞台の学園恋愛+ファンタジー的な内容で、豊富な語彙と特徴のある文体で表現している。慣れてくると、僕の場合はどっぷりとハマれたので、中盤以降は一気に読み進める事ができました。僕は娯楽小説を読む場合は、文章に個性がある作品が好きなので、森見さんが書いた他の作品も読んでみたくなりましたね。