前回の「東京百景」の感想に続いて、今回も又吉本の感想。東京百景が予想以上に良くて、読み終わるまでに、又吉さんが書いた他の本も読んでみたくなり、第2図書係補佐をamazonで注文する事に。
東京百景は東京を舞台として、又吉さんの思い出深い街に纏わる話しを読む事ができたが、第2図書係補佐は又吉さんのお気に入りの本(計47冊)と絡めた話を読む事ができる。書評本ではなくて、東京百景のような短編エッセイのよう。
ただ、このようなスタイルで本が紹介されているのは、前書きにも触れられており、又吉さんなりの理由もあるようです。そして、『第2図書係補佐』刊行記念インタビューに書かれてある、本に興味を持ってるもらうための理由にも合致しているんじゃないかと思われます。なので、この本のタイトルが「第2図書係補佐」というのは、とても納得できます。