サマーウォーズを見た
最近は、アニメ映画で興味を持ったものを見ています。特に予備知識なく見ているのですが、この作品も、自分がイメージしていたものとは違う内容だった。田舎で恋愛する感動の物語かと思っていた。ざっくり言うとそうだったかもしれないが、主にテーマになっているのは、インターネット、セキュリティ、公共サービスのネットワーク化、AI、サイバー・テロ。
公共機関のサービスがコンピュータで制御され、かつネットワーク化されており、それが仮想世界の複合サービス(OZ)によって統括されている感じだった。そして、個々のアカウントには権限が与えられており、制御できるものが違うというシステムで、その仮想世界のネットワーク内に、強力な権限というか、たぶん全ての事ができる権限を持った、破壊的なAIを放った時の危険性が描かれている。そして、ソーシャル・ネットワーク等を介した人々の力によって対処するといった内容だった。
面白かったが、これといって考えさせられるような内容ではなかったかな...。既に起こっていたり、起こりそうだと想像しやすい内容だったので。
内容紹介
主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。
栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!