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diary201702理科年表を購入した
今年は神宮暦をまだ手に入れてなくて、早く欲しいとは思いつつも、近くで手に入る所もなさそうなので、購入するのは見送りにしていたが、ここ最近、神宮暦で扱っているデータが理科年表でも参照できる事を知り、ポケット版の方を即買いしてみた。
見やすさや、普段使いする分には、神宮暦の方がよさそうだが、データの量は理科年表が圧倒している。まあデータの塊のような1000頁を超える本だからというのはさておき、自分の場合は、暦のほかに、気象情報や地学的なデータも楽しく読める方なので、眺めて面白いのは理科年表かな。中には、これは誰が必要とするんだろう?っていうデータもあるが(笑)これは、ネット上のデータがAPIで開放されており、誰もが扱えるようになっていたとしても、さほど面白い使い方をする人がいないのと似てるのかも。
で、神宮暦と理科年表の頁の対応表でもあれば使いやすくなるかな?って、とりあえず、以下に神宮暦に配列してある項目を書き出してみた。というか、暦自体、普段使うんか?って使わないし、こういうデータが分かった上での世界が見たいだけかもしれないね。わかりにくいかもしれないので、以下に一例を示しておこう。
- http://wired.jp/2017/02/22/astonishing-geomagnetic-spike/
陶磁器の作製時には[窯の中で]粘土の温度を上昇させるが、その温度は粘土の中に含まれる酸化鉄の粒子が自由に浮遊できる温度まで達しており、粒子の方向が地球の当時の磁場にそろっていることを意味するという。
この記事なんかも面白い。仮に高価で美しい陶磁器を鑑賞した際に、地球の磁場と関連して物事を考えられる事ができるか?って、知らないとできないわけで。大半の人間は、どこが美しいか?とか、値段はいくらするんだろう?といった、ありふれた感想を話題にして終わりだろう。
神宮暦
- 日惑星の主な現象
- 各惑星の合
- 各惑星の留
- 内惑星の離角
- 外惑星の衡
- 外惑星の矩
- 金星最大光度
- 星座
- 日次
- 七曜
- 支干
- 通日
- 日赤経
- 日出
- 日南中
- 日入
- 昼間
- 月齢
- 月出
- 月南中
- 月入
- 満潮
- 干潮
これに加え、二十四節気、雑節、祝日、主な祭日の表記がある。で、ひと月見開き2ページ分にまとめているので、データの参照はしやすいし、普段使いにはたぶんこちらの方がいいだろう。
- 各地の日出入時刻(那覇、長崎、佐賀、福岡、鹿児島、熊本、宮崎、大分、松山、高知、高松、徳島、山口、広島、松江、岡山、鳥取、和歌山、神戸、大阪、京都、奈良、大津、福井、津、金沢、伊勢、岐阜、名古屋、富山、長崎、静岡、甲府、新潟、前橋、横浜、さいたま、八丈島、宇都宮、秋田、千葉、山形、福島、水戸、青森、仙台、盛岡、函館、札幌、小笠原、根室)
- 皆既日食
- 夜明、日暮、日の出入方位、南中高度、視半径及び距離
- 節気及び雑節
- 朔、上弦、望及び下弦
- 神社例祭日
- 各地の気候(気象台の位置並びに海面上の高さ)(那覇、鹿児島、宮崎、大分、熊本、長崎、佐賀、福岡、下関、高知、松山、高松、徳島、松江、鳥取、広島、岡山、神戸、大阪、和歌山、奈良、京都、彦根、福井、金沢、富山、新潟、岐阜、長野、甲府、津、名古屋、静岡、横浜、東京、銚子、熊谷、前橋、宇都宮、水戸、福島、仙台、盛岡、山形、秋田、青森、函館、室蘭、札幌、旭川、釧路、網走、稚内)
- 平均気圧
- 平均気温並びに最高低の極値
- 平均湿度並びに最小の極値
- 日照時間
- 降水総量並びに最大の極値
- 積雪の季節(初雪、終雪、初霜、終霜、初氷、終氷)
- 平均風速並びに最大風速及び最大瞬間風速の極値
- 十年間の桜の開花日
- 五年間の全国各地の梅雨の時期と降水量
- 世界主要都市の平均気温と降水量(1〜12月)(東京、韓国、バンコク、シンガポール、北京、ソウル、台北、シドニー、ロサンゼルス、ホノルル、メキシコシティー、モントリオール、シカゴ、ニューヨーク、サンパウロ、ロンドン、パリ、マドリード、モスクワ、ベルリン、ローマ、カイロ、
- 特別名称のついた気象・地震等災害
理科年表(第90冊(平成29年)) [ 国立天文台 ] |
2017-02-23 00:00 tags:理科年表本暦神宮暦