memo

diary201612

今年買ってよかったもの?

はてブに今年買ってよかったものの記事がよくあがってくる。なんかいいものないかな?と思って見たりするが、全く参考にならんな(笑)むしろ、なぜそれを買った?と疑問に思うようなものが多かった。

今年、大きな買い物はしていないし、買うものってゲームや本ばかりになってしまうので、生活が変化した感じはない。大きい本棚や机は欲しいとは思いつつ2年くらい経過していそうだし、未だに買っていない。そっちにお金を使うより、違うものに使いたいからだ。両方を手に入れる程、金銭的に余裕があるわけではないとも言えるが。

自分が思う買ってよいものとは、生活が豊かになったり、彩りを持つようになるものだと思う。現代人の生活が豊かなのは、エネルギーと機械によるものが大きいが、この2つは消費と運動、そしてメンテナンスによって成り立つものであり、運用するだけで支出するという必要経費的なものに置き換わり、これは生活水準を上げる事にもなる。ということは、エネルギーと機械を手に入れたら、他にも手に入れなければいけないものが増えるのだ。これを手に入れると生活が変化するだろう。それは、使用しない勇気か、気にせずに使用できる環境だ。

大半の人間は前者で苦しみ、金を他に使う余地がなくなる。よくあるのがスマホだ。ロクに計算機を扱えない老若男女が10万円前後の機械を分割で購入し、月額1万以上の金を毎月支払うのは、生活が豊かになると言えるのか?と思う。自分が未だにスマホを持っていないのは、持つ前に、気にせずに使用できる環境を手に入れる必要があるからだと思っているし、その環境に自分は投資しないで、誰かにさせたいと思っていて、それが現在スマホを所有し、何台も機種変更するような人達である。この考えというのは、自分がかつて、PCを何台も所有して、数年おきに1台と買い替えてきた経験によるものである。現在のPC市場は飽和状態じゃないかと思う。格安のPCでもまともに動く。この状態はスマホの方にも確実にくるし、時間と他人の浪費が解決してくれる。

話がそれたが、自分の生活が豊かに、そして彩りをよくしたものは、古事記に関する書籍と、そこから関連して購入した歴史に関する書籍。自分の視点が変わることで、何気なく見ていたものが輝いてくる、そんな感じだった。また、対象に興味を持つことで、足が動き、旅行するきっかけにもなってくる。そして、その場でも、今までとは違う視点で物事を見る...。思い出という情報の増え方が、2倍にもなったかのような感じがした。で、これって費用対効果がめちゃくちゃ高い。書籍なんて数千円だし...。関連書籍を含めたとしても、1、2万くらいの出費であり、スマホの1ヶ月分くらいの料金なわけだ。


2016-12-16 20:32 tags:雑記