memo

diary201606

繰り返し無性に読みたくなるもの

で、蒼天航路のアニメが見られるようになっていた。これは嬉しい。でも、全ストーリーが見られるわけでもなかったので、うーん...。単行本を揃えるか、極厚 蒼天航路が欲しいかな。定期的に無性に読みたくなる物語だからなあ。

なんとなくだけど、古事記もその類の一つになりそうだ。自分の場合、繰り返し読める古典を探すのが読書をする1つの理由だと思うので、よい巡り合わせがあったなと思う。

よく読んできたJOJOや蒼天航路、これに古事記を加えるとして、共通項をあげると以下になる。

物語の他には...老子の哲学や、孫子の兵法に触れるのも好きだが、この2つと地図が好きというのは、個人的には繋がりが強いと思っている。この3つは、道具的な使い方をする書であって、何かに迷ったら、これを頼りにすれば、答えが見つかるかもしれない?的なもの。

これを頼りにする時というのは、自分の状況があまりよくない時だったりもするわけで、よい状況を作るには、対象から逃れたり、いなしたり、時には打ち負かす必要があったり。そもそも知らなかったりする場合もあり、なんとか打開策を得るきっかけにでもと頼りにするわけですね。

昔、規模が大きく、いろんな人と、様々な話題を、様々な状況下でコメントのやりとりをする事があったが、戦略的には孫子を参考にし、人付き合い的な言葉のやりとりには老子を参考にしていた。大枠では孫子で、ある程度近づき個人間のやりとりに近くなると老子。いやーな状況でも、孫子の兵法のようなものが、効果的なのか?と前向きに楽しんだりすることもあったのでした...。こう書くと、普通ではない歪んだ人間のようではあるが、うまくいってたと思うし、自分に根付きやすい考え方だったり、近い考え方だったのだと思う。うまく整理されてまとまっているから使いやすいというのもあるし。裏を返せば自分の考えにまとまりがないから、近いものを参考にするんだろう。

話がそれたが、物語でも、道具でも繰り返し読みたくなり、使い道がないとダメかもな。その道具を使い込み、手に馴染んできた頃は、自分も成長しているので、プラスアルファな現代的なやり方を模索できたり、実行できたりする。ここに達するのを目的とする読書が、血となり肉となるっていうやつだと思う、たぶん。

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2016-06-18 00:00 tags:読書雑記