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diary201606

シラスとウシハク

久しぶりにLineでこゆきと話した。古事記の話になり、本に付箋をしているところを読み上げる事に。古事記はたくさんの神が登場してややこしい。その中で存在感のあるものないものとあるが、物語には必ず主人公がいるわけで、やたらと活躍する神もいる。そして、その神から生まれた神もいて、その神が要となることもあり、物語の中心にいる神が登場したりすると大体、付箋をつけている。例えば、天照大御神と須佐之男命の誓約では、それぞれ三柱、五柱の神が生まれるが、中でも天忍穂耳命、天穂日命はかなり存在感があると思う。前者は出雲の国譲り後に、天照大神や高御産巣日神から天孫降臨し、葦原中国を治めるという詔を受けるも、日子番能邇邇藝命が生まれたので、その子を結局は天下りさせているという神で、物語を遡れば、基点となっている神だ。後者は出雲國造の祖となる神で、つまり、出雲大社・宮司である千家家の祖先となる。この神は、出雲国譲りの際に、大国主神を説得するために降臨しているが、大国主神に媚びて、三年間音沙汰無しで、まあ出雲に馴染んでしまったのかな?みたいな神。まあ、こういう物語の要になるような箇所には付箋をしているんだけども、これは物語と、神々の関係を予めわかってる状態で聞かないと、面白くないかもしれないし、頭にも入ってきづらいかも?ということで、シラスとウシハク、天皇不親政についてを付箋していたので、そこを読み聞かせてみた。へー初耳です面白い的な返事だろう?と思っていたが、意外にもついてきた...この辺はさすがこゆきだなと思った。一般的にどこかで見聞きするような話題だと大半は話についてくるが、今回は、シラスと、ウシハクの語源となるような話が返ってきたので、そこは意外だったので、こっちが勉強する事に(笑)聞くと古文が好きだったみたいだけど、それでもよく覚えているもんだなと感心した。で、まあ、シラスとウシハクについてはここでは詳しく書かないが、検索するとけっこう面白い記事と巡りあったりして楽しかったですね。


2016-06-12 00:00 tags:天皇古事記こゆき